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駒苫・田中ズドーンと21球で合宿打ち上げ
2006 / 08 / 29 ( Tue ) ![]() さあ、出陣! 全日本高校選抜が今日29日、日米親善野球のため渡米する。駒大苫小牧の田中将大投手(3年)は国内合宿最終日の28日、大阪・枚方市内のグラウンドで、集合日の24日以来4日ぶりにブルペンに立ち、計21球の本格的な投球練習を行った。早実(西東京)・斎藤佑樹(3年)も3日ぶりにブルペン入り。この日は、過熱するWエースの人気に取材規制が敷かれたほか、ヤクルト古田敦也兼任監督(41)が、斎藤がプロ入りを希望した場合、ドラフト1巡目指名に意欲を見せるなど、注目度はますます高まっている。 田中が、秋場拓也捕手(日大山形3年)のミットに快音を響かせた。4日ぶりのブルペンで、直球4球で肩を慣らした。続くカーブ3球で指先の感触をチェック。8球目から直球にスライダー、チェンジアップ、フォークを交えた。ラスト2球は直球で内外角を攻めた。秋場は「あんな変化球見たことありません。曲がり方がすごくって、びっくりしました。ストレートはズドーンと重く、打ちにくいだろうな、と思いました。もうプロのレベルじゃないですか」と、うなった。 全日本選抜チームの集合日&初練習となった24日に投げて以降、投球練習を控えてきた。夏の甲子園での計6試合742球の「勤続疲労」を考慮された。ゴーサインを出した和泉実監督(44=早実監督)は「放るか? と聞いたら、放ります、と。やりたくてしょうがない、という雰囲気がある。その気持ちを大事にして、うまく手綱を締めていきたい」と説明した。 3連覇の重圧から解放され、笑みが絶えない。この日の練習試合(11-1関大)に代打で、4回1死一、二塁から三遊間突破の適時打を放ち、6点目の走者を迎え入れた。一塁ベース上でベンチのチームメートに向け、サムアップ(親指を立てるポーズ)を決めた。試合後には、ブルペンで投球練習する斎藤の横に立ち、フォームをまねて、周囲の笑いを誘った。 過熱する人気に、周囲も異例の対応だ。高野連の田名部和裕参事(59)は「精神的に負担が掛かっている。選手間の気持ちを考慮したい」と両投手への取材自粛を報道陣に要請した。この日は、約300人のファンが集まった。さらに2台のテレビ中継車がグラウンドに横付けし「北の怪物」と「ハンカチ王子」の一挙手一投足を追った。31日に第1戦(対米国東部選抜)が予定されており、より集中できるよう配慮された。 米国では、クーパースタウンほかで計5試合の日米親善野球に臨む。田中は24日の結団式で「日本代表として日の丸に恥じないプレーをします。負けたくない。勝ちにいきます」と決意表明した。同世代のメジャーリーガー候補に真っ向勝負を挑む。【白船誠日】 (日刊スポーツ) - 8月29日9時30分更新 スポンサーサイト
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