帽子を脱いであいさつする斎藤


　ハンカチフィーバーによる混乱を防ぐため、今春の東京六大学リーグ戦から、神宮球場の取材エリアが制限されることになった。１日に東京六大学連盟と神宮球場がリーグ戦の警備について打ち合わせを行うが焦点となるのが、早実・斎藤佑樹投手（１８）が進学する早大戦の警護。早大戦は観客が激増することが予想されるため、一般ファンも通ることのできるロッカー前通路での取材が禁止される方向だ。

　六大学関係者は「あくまで危険防止のため。早大戦だけでは不公平なので全試合、取材はベンチ裏になると思う」と話している。この日、斎藤は東伏見の早大グラウンドでランニングと遠投などを行ったが、平日にもかかわらず８２人のファンが見学に訪れるなど、相変わらずの人気ぶり。リーグ戦は週末に行われることもあり、当面は斎藤を完全ガードする必要がありそうだ。
[ 2007年02月01日 ]